20th Century [1901〜2000] Asian Natural Disasters Data Book 20世紀[1901〜2000]自然災害データブック
		発刊にあたって 自然災害は、都市化、人口増加、自然環境の破壊、気候変動など様々な要因により、年々増加の一途を辿っています。そして、その被災者の９０％近くがアジア地域に集中しています。 これら被災者は、途上国、特に貧困国に多く、また、大きな自然災害は、その国のGDPを上回る被害となることさえあります。 このように、自然災害は、持続的な発展にとって大きな阻害要因となっており、総合的な防災対策を進めていくことが、アジア地域で喫緊の課題となっています。 このデータブックは、アジア各国の過去100年のデータについて取りまとめたもので、ベルギーのルーベンカトリック大学災害疫学研究所（CRED）の災害データベース(EM-DATA)を活用し、アジア防災センターがとりまとめたものです。また、本書では、アジア防災センターが提唱し、CRED、国連OCHA ReliefWebなどとともに普及を進めている世界統一の災害コード番号（GLIDE）を採用しています。 このデータブックから、過去の教訓を学び、将来の災害対策に役立てられることを期待しています。
２００２年８月 アジア防災センター 所長　　　　西川　智

CONTENTS

１.　Impact of Natural Disasters

 (自然災害のインパクト)

１−１　Characteristics of Natural Disaster Damages(自然災害被害の特徴)

１−２　Sustainable Development and Natural Disasters(持続可能な開発と自然災害)

                  ( 1 )           ( 2 )

２.　Regional Characteristics of Natural Disasters

(自然災害の地域特性)

２−１　Regional Proportion of Natural Disasters Occurrence in the World(世界の自然災害の地域発生割合)

２−２　Regional Characteristics of Natural Disasters in the World(世界の自然災害の地域特性)

1) Disaster Characteristics in Africa(アフリカの災害の特性）

2) Disaster Characteristics in America(アメリカの災害の特性）

3) Disaster Characteristics in Asia(アジアの災害の特性）

4) Disaster Characteristics in Europe(ヨーロッパの災害の特性）

5) Disaster Characteristics in Oceania(オセアニアの災害の特性）

３.　Overview of Natural Disasters in Member Countries

(メンバー国の自然災害の概要)

             ( 1 )       ( 2 )        ( 3 )        ( 4 )

Armenia(アルメニア)

Bangladesh(バングラデッシュ)

China(中華人民共和国)

Indonesia(インドネシア)

India(インド)

Japan(日本)

Kazakhstan(カザフスタン)

Republic of Kyrgyz(キルギス共和国)

Cambodia(カンボジア)

Republic of Korea（大韓民国）

Lao, PDR(ラオス)

Sri Lanka(スリランカ)

Myanmar（ミャンマー）

Mongolia(モンゴル)

Malaysia(マレーシア)

Nepal(ネパール)

Philippines(フィリピン)

Papua New Guinea(パプアニューギニア)

Russian Federation(ロシア連邦)

Singapore(シンガポール)

Thailand(タイ)

Tajikistan(タジキスタン)

Uzbekistan(ウズベキスタン)

Vietnam(ベトナム)

Advisory Countries(アドバイサー国)      

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