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モンゴル : 暴風雪 : 2000/2 国別防災情報

発生期間 2000/2
国名及び地域名 モンゴル
災害名 暴風雪
概要 モンゴルの南部と西部の省では2000年1月の間、例年にない深刻なブリザード、吹雪に見舞われた。2/1にモンゴル政府から発行された報告によると、9つの省で381,394頭の蓄牛、羊、やぎが吹雪により死亡したとのことである。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
国連人道問題調整事務所レポート No.4 2000/02/23
国際赤十字社・赤新月社連盟の報告によると、当面の間の食糧不足及び長期的に見た生活面での損害で約238,000名が被害を受けている。
現在、この災害による人的被害の情報入手は困難であるが、家畜の損害が所有者の収入減だけでなく、母子の疾病率増加、疫病・栄養失調の発生につながる恐れがある。加えて、家畜の損害が精神的に大きな影響を与えている。
2月23日モンゴル政府からの情報によると、死亡した馬、牛、羊、やぎ、ラクダの数は836,100頭に達した。
国連人道問題調整事務所レポート No.3 2000/02/17
モンゴル政府の発表によると、吹雪によって68万頭の家畜が死亡したとの事である。多くの家畜所有者が60~70%の家畜を失ったが、蓄牛の98%を失った家畜所有者が多数いる省もある。

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

UNDMT(国連災害管理チーム)
国連アピールに関する報告

国連人道問題調整事務所レポート No.7 2000/04/03

国連開発計画- Disaster Relief

国連人道問題調整事務所レポート No.6 2000/03/15

IFRCレポート 2000/03/09

国連人道問題調整事務所レポート No.5 2000/03/02

IFRCレポート 2000/02/25

国連人道問題調整事務所レポート No.4 2000/02/23

AFPニュース 2000/02/23

IFRCレポート 2000/02/22

国連人道問題調整事務所レポート No.3 2000/02/17
状況は多くの地区でさらに悪化する傾向であり、この状況は6月ごろまで続くかもしれない。

AFPニュース 2000/02/16
豪雪によって家畜飼料の不足が引き起こされ、モンゴルの経済は50万頭以上の蓄牛を失うという被害を受けている。

国連人道問題調整事務所レポート No.2 2000/02/14

国連人道問題調整事務所レポート No.1 2000/02/10
381,394頭の家畜が吹雪により死亡した。被災地では家畜は主な収入源であり、吹雪による人命損失の恐れも増している。

[ERI緊急援助関連情報]

国連人道問題調整事務所援助金レポート

日本赤十字社
郵便振替の通信欄に、アジア救援 モンゴル雪害と記載して手数料無料で送付できます。振込用紙は郵便局に備え付けのものをお使いのうえ(日本赤十字社用の専用振替用紙はございませんので、一般振込用紙をご利用下さい。)、通信欄に「海外救援金」とお書き添え下さい。 郵便振替 口座番号 00110-2-5606 加入者名 日本赤十字社

IFRCレポート 2000/02/25
義援金に関する情報は、Marcel Fortier, Desk Officer, on +41 22 730 4268(スイス)まで。(e‐mail: fortier@ifrc.org)

国連人道問題調整事務所レポート No. 2 2000/02/14
国連人道問題調整事務所では、緊急救援支援のための資金援助窓口を設けている。義援金の窓口は、No.CO-590.160.0, Swift code:UBSWCHY12A UBS(スイス・ユニオン銀行), P.O.Box 2770, CH-1211 Geneva 2(OCHA-Mongolia - Snowstormsに関連して)である。OCHAを通じて集められた資金は、国際機関と同様に使用される。また、使途についての確認書は、国連人道問題調整事務所が援助資金供与者へ渡される。

[協力者からの情報]

DZUD災害
2000年5月4‐6日、ベトナム・ハノイにて開催されたアジア地域会合で発表されたレポート