モザンビーク共和国 : 洪水 : 2000/01
GLIDE: FL-2000-000012-MOZ
発生期間 | 2000/01 |
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国名及び地域名 | モザンビーク共和国 |
災害名 | 洪水 |
概要 | モザンビーク南部での集中豪雨によりIncomati川、Umbeluzi川、Limpopo 川で洪水が発生。首都マプートの西40kmに位置するPequenos Libombosダムの貯水容量を超えるにつれ、Umbeluzi盆地の状況は悪化する一方である。 現地報道によると、Limpopo川の氾濫はモザンビーク最大の潅漑計画の中心地Chokwe地方に到達した。洪水の悪化により道路網は切断され、マプートの郊外も被害を受けた。 マプートの南部地域、Gaza、Inhambane、中央SofalaとTeteの河川地帯も危険とみなされている。 |
被害概要 | ||
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人的被害 | 物的被害 | その他被害 |
CNNニュース 2000/03/22 12:39GMT | ||
避難者数は36万人と推定されている。492名が死亡と確認されているが、その数はさらに増加する模様。 | ||
国連人道問題調整事務所レポート No.2 2000/02/04 | ||
マプート地域で死者18名。Manhicaでは20,000世帯が被害にあう。 | Manhicaでは耕地17,000ヘクタールが浸水。Gaza地域では、Xai-Xai周辺の堤防沿いの7,000ヘクタールの耕地が被害を受ける。 |
関連リンク情報
[関連レポート・記事]
国連人道問題調整事務所レポート No.25 2000/04/20
国連人道問題調整事務所レポート No.24 2000/04/11
国連人道問題調整事務所レポート No.23 2000/04/05
国連人道問題調整事務所レポート No.22 2000/03/30
南部における川の水位はゆっくりとであるが低くなりつつある。その一方で、リンポポ川、Buzi川は未だ洪水がひかず、Xai-Xaiでは週末の間に水位が多少高くなった。Pungwe渓谷は変わらず警戒体制が続いている。
CNNニュース 2000/03/23 17:01GMT
国連によると、心配されたコレラの蔓延は回避された模様。UNICEFの情報ではマプートでのコレラの件数は400に達し、そのうち5名が死亡。
CNNニュース 2000/03/22 12:39GMT
モザンビーク南部の低地の町は、南アフリカ上流での豪雨による再度の洪水の危険にさらされている。
国連人道問題調整事務所レポート No.21 2000/03/24
モザンビーク外務省の報告によると、ガザ州のChiyquelane避難民キャンプで暴動が発生し、5人が死亡、10人が負傷した。
国連人道問題調整事務所レポート No.20 2000/03/22
国連人道問題調整事務所レポート No.19 2000/03/20
現在、約463,000名が政府が確認する約121箇所で食糧援助を受けている。
国連人道問題調整事務所レポート No.18 2000/03/15
国連人道問題調整事務所レポート No.17 2000/03/14
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国連人道問題調整事務所レポート No.7 2000/02/18
国連人道問題調整事務所レポート No.6 2000/02/15
マプート及びGazaの被害者数は20万人と推定されている。コレラとマラリアが発生したとの報道もある。
国連人道問題調整事務所レポート No.5 2000/02/11
国連人道問題調整事務所レポート No.4 2000/02/10
国連人道問題調整事務所レポート No.2 2000/02/04
被害が大きかったのはマプートとGazaの周辺。
国連人道問題調整事務所レポート No.1 2000/01/26
[ERI緊急援助関連情報]
World Relief
レポート、写真、義援金案内等。
ユニセフ米国基金
首都マプートからの報告等
国境なき医師団
日本事務局のホームページ:
http://www.japan.msf.org/
駐米モザンビーク大使館
義援金に関しては下記のページ参照(英語):
http://www.embamoc-usa.org/lista%20donativos.htm
日本外務省
国際緊急援助:モザンビークにおける洪水災害に対する緊急援助について
日本政府 2000/03/16
3月16日(木)、日本政府は、未曾有の洪水災害に見舞われているモザンビーク共和国に対し、国際緊急援助隊・医療チーム(20名)を医薬品・医療資機材とともに、同日から約2週間にわたり派遣することを決定した。
モザンビークでは、本年1月中旬からの降雨、2月上旬の豪雨、更に2月21から22日にかけてサイクロンの襲来により甚大な洪水災害が発生し、同国における過去50年間で最悪の水害となっている。
被災地では、被災者の人命救助活動がようやく終了する一方でコレラ、マラリア等感染症の蔓延の恐れが高まり、被難民キャンプにおける医療面での手当が求められている。
こうした状況の下、3月6日、モザンビーク政府は日本政府に対し、医療チームの派遣を要請した。この要請を受けて日本は3月9日本件医療チーム派遣のための先遣隊4名を既に派遣している。
NHKボランティアネット
◆駐日モザンビーク大使館が、被災者の緊急援助のための救援金の口座を開設しています。
口座名: Embassy of the Rep. Of Mozambique Assistance to the Victims of the Floods in Mozambique
口座番号: 東京三菱銀行内幸町支店
普通口座 3327868