インドネシア : 洪水 : 2000/05
GLIDE: FL-2000-000258-IDN
発生期間 | 2000/05 |
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国名及び地域名 | インドネシア |
災害名 | 洪水 |
概要 | 16日、東ティモールと境界を接するインドネシア東ヌサトゥンガラ州の西ティモールで、3日間降り続いた雨のために洪水が発生した。被害の出た地域は平地で低く、主要な米の産地で100,000人が住んでいるとされている。雨は現在も降り続いており、総死者数は増えると思われる。125人が死亡し、20,000人に影響が出て、100の家屋が被害を受けている。 |
被害概要 | ||
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人的被害 | 物的被害 | その他被害 |
国連人道問題調整事務所レポート No4 2000/05/24 | ||
被災地の10万人の住民のうち、5万人の住民が何らかの形で洪水の被害を受けている。そのうち2万人が深刻な被害を受けており、援助を必要としている。 | Malaka Baratでは60%の家屋が被害を受けるか破壊された。被災地の道路は、メンテナンスの不行き届き、交通量の多さ、豪雨により悪化している。 | |
国連人道問題調整事務所レポート No.3 2000/05/22 | ||
148名が死亡。10名が行方不明。 | ||
国連人道問題調整事務所レポート No.2 2000/05/19 | ||
死者数は148名に。 | 35,000人もの人々が家を失った。 橋が倒壊し、道路が通行不能になり、被災地を調査する事が困難になっている。洪水は米作地域を水浸しにし、作物を完全に駄目にし、蓄わえていた作物も被害を受けている。 |
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国連人道問題調整事務所レポート No.1 2000/05/18 | ||
90人以上が死亡。不確定ではあるが死者数は125名に達したという情報もある。 | 100棟の家屋が倒壊。主要な道路や橋が寸断された。 |
関連リンク情報
[関連レポート・記事]
国連人道問題調整事務所レポート No6 2000/05/26
被災地に新たに24の避難所が開設されたが、そこには2,598の避難家族と地元の貧困な261家族が入居した。既に被害が深刻化している森の悪化を避けるために、これらの人々をより安全な地域に移動させる必要がある。
国連人道問題調整事務所レポート No5 2000/05/25
避難した住民たちはシェルターを建設するためにバンブーの森を破壊している。これらの伐採は土壌の侵食を引き起こしたり、洪水の危険性を上げる恐れがある。
国連人道問題調整事務所レポート No4 2000/05/24
124名の死が確認されている。Malaka Baratへのアクセス状況が改善されれば、この数はさらに増えることになるであろう。また、37名の住民が行方不明であると報告されている。
国連人道問題調整事務所レポート No.3 2000/05/22
今現在、優先されているのは交通システムの維持や復旧、被災者に対する綺麗な水の供給である。今までのところ、緊急援助は地方レベルでは、政府や寄付、NGOやティモール島の国連からの援助で間に合っている。
国連人道問題調整事務所レポート No.2 2000/05/19
多くの住民が食物援助を要求していると思われる。被災地では飲料水を手に入れることが出来ず、かなりの確率でコレラや水を媒体とした他の病気の発生する恐れがある。
国連人道問題調整事務所レポート No.1 2000/05/18
地方当局によると、今現在必要とされているのは、医薬品、食物、モービルキッチン、台所用品、ストーブ、テントやプラスティックシート、燃料、水浄化装置等である。