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ネパール : 洪水 : 2000/08 国別防災情報

発生期間 2000/08
国名及び地域名 ネパール
災害名 洪水
概要 6月から続いているモンスーンが引き起こした豪雨によって、全国75地域のうち72地域で洪水と地すべりで甚大な被害が出ている。144名が死亡、70名が負傷し、8,630世帯が被災している。また、2,766の家屋が壊された。財産の被害は推定630万USDである。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
IFRCレポート 2000/10/20
5月の雨季の初めからの洪水と地滑りによるネパールにおける被災者の数は5万人以上にのぼっている。死亡者数は推定144名である。さらに250名が洪水の結果として発病した脳炎のためになくなっている。

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

IFRC 2000/10/20
ネパール政府は今回の洪水や地滑りの対策のために特別委員会を結成した。今回のような大規模災害が起こったとき、政府は食糧援助を行う。また、土地を失った人間に対しても土地を供給する責任がある。一般的に、ネパール政府は救援物資の配給は行わないが、救助活動や道路修復を行うのである。

IFRCレポート 2000/10/05
今年の夏、豪雨によって引き起こされた洪水と地滑りによる被害からの復旧にために数千人の住民が奮闘している。

IFRCレポート 2000/10/02
この3ヶ月間ネパールは大規模洪水と地滑りの被害にあい、72地区において広範囲に渡って人命と財産が失われた。政府の統計によると、144名が亡くなり、1万世帯以上が直接に被災したとのことである。

日本政府 2000/08/15
8/18日に日本政府は洪水の被害を受けているネパール王国に対して、30万USDの緊急援助を行うことを決定した。

AFPニュース 2000/08/17
ネパールの首都カトマンズを結ぶ最も交通量の多い道路を今週ふさいだ地滑りによって、食糧不足に陥り、物価の上昇を引き起こした。ネパール政府はカトマンズと他地域を結ぶPrithvi高速道路をふさいでいる泥や岩を取り除くのには2週間を要すると報告している。

国連人道問題調整事務所レポートNo.1 2000/08/15
ネパール政府は中央災害援助基金からおよそ20万USDのお金を被災者への援助に使用することが出来る。今までのところ、ネパール政府が災害対応を行っており、国際援助を要求してはいない。

AFPニュース 2000/08/14
洪水や地滑り、関連する病気でこの24時間で少なくとも7名が死亡し、ネパールにおけるモンスーンによる今年の犠牲者数は110人になった。

ネパール政府 2000/08/25
6月から続く豪雨により、洪水と地すべりにより甚大な被害がもたらされている。

ネパール政府 2000/08/25
6月から続く豪雨による洪水と地すべりは、公共施設にも大きな被害をもたらしている。