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インド : 洪水 : 2000/08 国別防災情報

発生期間 2000/08
国名及び地域名 インド
災害名 洪水
概要 インドは今年のモンスーンによる悲惨な結果に悩まされている。6月中旬からの洪水により850万人以上の国民が被害を受けており、11州で780名以上の命が奪われたと報告されている。7月の終わりからの洪水により、特にアッサム州、Bihar州、西ベンガル州、Himachal Pradesh州で被害が大きく、家屋やインフラ、作物に多大な損害が出ている。また、水汚染による病気も洪水の被災地で現れている。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
国連人道問題調整事務所レポートNo.3 2000/08/25
国連人道問題調整事務所レポートNo.2 2000/08/22
今までのところ、死者数は590人に上っている。洪水の被害の大きい、Assam、Bihar、Gujarat、Uttar Pradesh 、West Bengal各州での被災者数は850万人近くになる。
AFPニュース 2000/09/05
7月初旬に始まった今年の洪水による犠牲者の数はインド東部のアッサム州、Bihar州、西ベンガル州で300人にのぼり、1000万人の被災者を出している。

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

ユニセフレポート 2000/10/24

AFPニュース 2000/10/20
西ベンガル州の洪水の水は引き始めたが、この3週間の犠牲者の数は1,358人に上っていると州長が述べている。

IFRCレポート 2000/10/10

AFPニュース 2000/10/02
雨も弱まり始め、洪水の水も引き始めた様子であるが、西ベンガル州のこの2週間の死亡者数は1000名にのぼった模様である。

国連人道問題調整事務所レポートNo.6 2000/10/02

ロイター通信 2000/09/29
役所や救助隊によると、水汚染の病気の発生がインド東部で増えていくと思われるとのこと。

AFPニュース 2000/09/28
洪水の水位は引き始めているが、西ベンガル州における推定の死亡者は819名になった。少なくとも1000万人の被災者を出した同州で回収された遺体は596人分であるが、行方不明者の223名が既に亡くなっている可能性が高いためである。

AFPニュース 2000/09/27
西ベンガル州の家が浸水した数百名のインド人被災者が、同じく洪水によって200万人近くの被災者を出しているバングラディッシュに逃げ込んだ。

DPAニュース 2000/09/25
インド東部の西ベンガル州とビハール州における洪水の犠牲者は600名近くにのぼっており、病気の発生の恐れも出てきている。

AFPニュース 2000/09/25
洪水によって250名の命が奪われたインドの西ベンガル州で食物の暴動が発生し、バングラディッシュにも広がっている。

国連人道問題調整事務所レポートNo.5 2000/09/25
インドの農業省によると、6月中旬からのインド東北部での洪水の被害は、Andhra Pradesh、Assam、Bihar、 Gujarat、Uttar Pradesh、West Bengalの6州だけで1280万人の被災者を出し、12の州で1,000人以上の命を奪った。

ロイター通信 2000/09/25
インド東部の洪水による死者は400名を超え、洪水により孤立した地区も多く、救助活動を困難にしている。

AFPニュース 2000/09/22
西ベンガル州における洪水の死者数は125名に達し、軍のヘリコプターが数百万人の取り残された住民に対して食料を降下した。

AFPニュース 2000/09/21
モンスーンによる降雨が絶え間なく続き、西ベンガル州で洪水が発生し、少なくとも64名が死亡、600万人の被災者を出した。

AFPニュース 2000/09/13
インド北部のUttar Pradesh州でさらに8名の洪水関連の死亡者が報告され、今年のモンスーンによる死亡者数は338名になったとのことである。

AFPニュース 2000/09/09
Uttar Pradesh州でさらに洪水による19名の死者が報告され、今年のモンスーンによる死亡者の数は321名になった。

AFPニュース 2000/09/05
洪水の被害を受けているインド東部の村人たちは、汚染された水を飲むことにより深刻な病におかされているとの報告を、被災地でアセスメントを行った赤十字が発表した。

AFPニュース 2000/09/02
この24時間でインド北西部のUttar Pradesh州では23名が死亡し、今年のモンスーンによる被災者数は267名になった。

国連人道問題調整事務所レポートNo.4 2000/08/29
主な救援救助活動は以下の様に要約される。 ・10万人の人々を低地から206の避難所へ避難させた。 ・762のメディカルチームが被災者を介護している。 ・32万個以上の食料袋が供給された。 ・飲料水がコンテナやタンカーで分配された。 ・被災家族は金銭援助や米などの供給を受けている。

国連人道問題調整事務所レポートNo.3 2000/08/25
8/23日に豪雨により引き起こされた洪水が人口6700万人を擁するAndhra Pradesh州を襲った。240mmの降水量が記録されたが、この40年以上で最大の値である。

国連人道問題調整事務所レポートNo.2 2000/08/22
州政府は食糧や医薬品、避難所、毛布の供給、インフラの修理、家族を失ったものに対する資金援助といった救助活動を始めた。また、インド軍は最も被害の大きいアッサム州やBihar州に対して空から食料を供給している。

国連人道問題調整事務所レポートNo.1 2000/08/08
先週から、悲惨な洪水が二百万人以上の人々の家屋を浸水させ、インド北東部で80名の命を奪う事態になっていると報告されているが、その被害はアッサム州とBihar州で顕著である。