ロシア連邦 : 森林火災 : 1998/09
GLIDE: WF-1998-000300-RUS
発生期間 | 1998/09 |
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国名及び地域名 | ロシア連邦 |
災害名 | 森林火災 |
概要 | サハリン島を含むロシア連邦東部で、大規模な森林火災が発生し、5月中旬から10月中旬まで火災は続いた。 |
被害概要 | ||
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人的被害 | 物的被害 | その他被害 |
国連人道問題調整事務所レポート No. 2 98/10/09 | ||
・ゴーリキー市では、598世帯が住居を失った。 | ・8万ヘクタールの土地が打撃を受けた見込み。 | |
国連人道問題調整事務所レポート No. 1 98/09/29 | ||
・少なくとも3名が死亡 ・10万人を超える人々が避難を要する模様。. |
・ほぼ50万ヘクタールにあたる181箇所で火災が記録されている。 | |
ロシア極東部の森林火災後の大惨事 | ||
Ulch地区では60万ヘクタールの森林を含む、約80万ヘクタールの土地が火災によって破壊された。 | 森林に住む動物は死ぬか、避難した。 | |
国連はロシア森林火災に立ち向かうための援助を求めている | ||
サハリンでは3人が亡くなり、800人が家を失った。 | 森林火災は既に約2百万ヘクタールの土地を燃やした。 |
関連リンク情報
[関連レポート・記事]
国連人道問題調整事務所レポート No. 2 98/10/09
・生態系への影響が非常に大きく、この地域における、地上に巣を作る鳥類の50%、10-29%の哺乳類が死滅し、レッドデータブックに掲載された3種が深刻な影響を受けた。
国連人道問題調整事務所レポート No.3 98/10/13
森林火災はロシアの極東の広域に渡って、深刻な被害を与え続けた。特にKhabarovsk地区とサハリン島は大打撃を受けた。
国連人道問題調整事務所レポート No. 2 98/10/09
・幾つかの地域では、樹木の幹は残っているが、炎が土中奥深くまで影響し、根はほとんど死滅している模様。
国連人道問題調整事務所レポート No. 2 98/10/09
国連人道問題調整事務所レポート No. 1 98/09/29
OCHA 98/11/5
サハリン島とKhabarovsk Kraiにおける森林火災に関するUNDACの報告書
AFPニュース 98/11/25
普通でない乾季の後に、5月中旬から10月中旬まで森林は燃えつづけた。火災は初雪までに消火された。
AFPニュース 98/10/21
ロシア極東部で数ヶ月間燃えつづけた大規模森林火災は世界的な温暖化をもたらすであろう。
AFPニュース 98/10/20
国連はロシア極東部の森林火災に立ち向かうための国際援助を求めた。
Christian Science Monitor 98/10/15
Khaborovskの煙は非常に厚く、深い霧のようであった。その刺激臭は千マイル以上離れた村まで広がった。
[地図情報]
[ERI緊急援助関連情報]
国連人道問題調整事務所レポート No.1 98/09/29
初期のレポートによれば、航空機の燃料及び消火装備の不足が、消火活動を妨げている。また、消火活動従事者の食料も不足している
国連人道問題調整事務所 レポート No.1 98/09/29
国連人道問題調整事務所では、緊急救援支援のための資金援助窓口を設けている。義援金の窓口は、 CO-590.160.1,UBS AG(前スイス銀行) Case Postale 2770, CH-1211 Geneva 2 Russia-Firesに関連して、である