トンガ王国 : 火山噴火 : 2022/01/15

発生期間	2022/01/15
国名及び地域名	トンガ王国
災害名	火山噴火
概要	2022年1月15日、トンガの北64kmに位置する海底火山フンガトンガ・フンガハアパイ火山が8分間に渡り噴火し、上空18kmに渡り噴煙が噴き上がった。本噴火により80cmの津波が発生し、トンガの本島であるトンガタプ島で浸水被害が発生した。本噴火により、太平洋に面する7－８か国（日本やアメリカを含む）で津波警報が発令され、カリフォルニア州やアラスカ州の沿岸部では浸水被害が確認された。

関連リンク情報

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(JAXA) トンガ火山噴火及び津波被害の災害対応支援
JAXAは、1月16日のセンチネルアジアからの要請を受けて、「だいち2号」（ALOS-2）によるトンガ王国のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山噴火及び津波被害の緊急観測を行い、センチネル・アジアの枠組みでデータ処理と提供を行った。 災害地図などの情報は、JAXAから国連食糧計画(WFP)や国際協力機構（JICA）にも提供された。

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トンガにおいては依然、安全な飲料水の確保、火山灰の撤去、食糧の確保が課題となっている。

トンガ政府 2022/01/21
火山噴火による降灰、津波により、トンガ全人口の約84%が被災した。

トンガ政府 2022/01/19
被災人口：約84,776人（Haapai, Eua, Tongatapuの人口の84％）

国連ニュース 2022/01/18
火曜日(1/18)のトンガ政府の発表によると、3人の死亡（1人は英国籍、2人はトンガ国籍）が確認された。

ECHO 2022/01/18
国連によると、トンガでは二人が行方不明となっており、全国（特に本島のTongatapu島）に渡り被害が及んでいる模様。ペルーでは、津波により2人が死亡し、日本では、当局によると二人が負傷した模様。

BBC 2022/01/16
国際赤十字・赤新月社連盟（IFRC)がBBCに語ったところによると、本噴火により約8万人が被災している可能性がある。

[地図情報]

ECHO 2022/01/17
DG ECHOデイリーマップ：トンガ及び太平洋、火山噴火および津波（2022年1月17日現在）

[画像データ]

衛星による災害観測
噴火の状況は静止気象衛星や地球観測衛星により観測され、救助救援活動に貢献している。

国際チャータ、UNOSAT 2022/01/21
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トンガEua区Eua Prope地区Ohonua町における被害想定（2022年1月20日および21日現在、画像解析：2022年1月21日、公開：2022年1月21日V1)

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