バングラデシュ : サイクロン : 1998/11
GLIDE: ST-1998-000373-BGD
発生期間 | 1998/11 |
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国名及び地域名 | バングラデシュ |
災害名 | サイクロン |
概要 | ・11月22日サイクロン07Bがバングラデシュの南西部海岸線を通過、23日からの大雨で被害は拡大。 |
被害概要 | ||
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人的被害 | 物的被害 | その他被害 |
国連人道問題調整事務所レポート No.2 98/12/3 | ||
・死者267名、行方不明者16名、負傷者92名 ・14,000人が避難を余儀なくされている(WFP) |
・家屋倒壊: 9,821戸、浸水などによる家屋被害:470,170戸。 ・143の学校が倒壊し、1,484校に被害。 |
・経済的被害額が9,300万USドルと見積もられ、1975年以降最悪の被害をもたらした。 |
ディスカバリー・オンライン | ||
・台風(Gil)により死者22名 | ・226戸の家屋が倒壊 | |
国連人道問題調整事務所レポート No.3 98/12/18 | ||
・死者40名,行方不明者3名 負傷者または病人5名 | ・倒壊家屋602戸、浸水家屋16,327戸 ・穀物や用水路、電信柱などにも被害発生 |
(GilとFaithによる被害) |
バングラディッシュのサイクロン情報告示 | ||
Khulna, Bagerhat, Pirojpur, Satkira and Barguna地区で、6万人の漁師が内陸部に避難したと推測される。 | 熟れて刈り入れる準備の出来た作物や、200トンの干し魚、泥で作られた住居への被害が報告されている。 |
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関連リンク情報
[関連レポート・記事]
国連人道問題調整事務所レポート No.1 98/11/24
11月23日には、サイクロン07Bは内陸性低気圧に変わり、徐々に弱まったが、多くの場所で豪雨を引き起こした。Khulna, Bagerhat, Pirojpur, Satkhira, Bargunaの地区が最も被害が大きかった。
IFRCニュース 98/11/23
11月22日の朝までに、Mongla Port地区では危険度10に上がり、Chittagong地区では9に上がるが、3万3千人のCPPのボランティアの殆どが行動に移っているか、待機している。
[ERI緊急援助関連情報]
国連人道問題調整事務所レポート No.1 98/11/24
推定12万1千人の人々が、国際赤十字によって送られたサイクロン用避難所の助けを借りている。救援物資はトラックに積まれ、出発する用意は出来ている。また、災害アセスメントチームと医療チームの準備も行われている。