コロンビア共和国 : 地震 : 1999/01/25
GLIDE: EQ-1999-000016-COL
発生期間 | 1999/01/25 |
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国名及び地域名 | コロンビア共和国 |
災害名 | 地震 |
概要 | 1月25日午後、マグニチュード6の地震が首都ボゴダから220Km離れたValle del Cauca Stateを襲う。 |
被害概要 | ||
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人的被害 | 物的被害 | その他被害 |
国連人道問題調整事務所レポート No.8 99/02/19 | ||
・死者1,171名、負傷者4,765名 ・現在67,539名が避難所で生活している |
・1/25~2/12の間に震度3から4の余震が95回も起きている | |
国連人道問題調整事務所レポート No.7 99/02/12 | ||
・死者1,052名、負傷者4,500名 ・未だ約20万人が家を失った状態にある。この内67,000人は仮設のシェルターに移る見通し |
・およそ51,600戸の家屋が倒壊/損壊 ・Quindio、Risaralda地域では15の病院のうち7つが機能していない状態 ・Armeniaでは水道の機能が90%まで回復、電話線の完全な回復には2、3週間かかる見通し |
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国連人道問題調整事務所レポート No.6 99/02/05 | ||
・およそ18万人が依然として救援の必要な状態にある |
・Armeniaでは水道の機能が70%まで回復したが、Calarcaや Barcelonaではまだ機能していない状況にある | ・倒壊家屋などの撤去にはまだ時間がかかる見通し ・国家基金がコーヒー栽培の盛んな地域のために作られた |
国連人道問題調整事務所レポート No.5 99/02/03 | ||
・前レポートと変わらず死者950名、負傷者約4,000名 ・およそ25万人が家を失ったと報告されている |
・Armeniaでは水道の65%、電気の80%が通常通りの利用が可能になった | ・Armeniaでは先週食料などの強奪が広まったため、2,500~3,000名の兵士によって監視が続けられている ・1日150トンの食料を被災地に供給するため、食料の調達が困難に。 ・各国の国際的な救助隊がコロンビアから帰り始めている |
国連人道問題調整事務所レポート No.4 99/01/31 | ||
・1月29日までの情報では、死者が950名までのぼり、負傷者数もほぼ4,000名まで増加するとのこと | ・住宅への被害は、Armeniaのいくつかの地域で95%以上、 Barcelonaや Calarca 、 la Tebaidaなどの市町村でも80%を超える | |
国連人道問題調整事務所レポート No.3 99/01/28 | ||
・死者は900名を超える見通し ・負傷者数はおよそ3,400名 |
・赤十字とUNICEFによるとおよそ20万から25万もの人々が家を失ったとのこと ・およそ6万ヘクタールのコーヒー農園に被害が出る見通し |
・25日以降も余震は続き、230回を超えているが徐々に沈静化している |
国連人道問題調整事務所レポート No.2 99/01/27 | ||
・約700名が死亡 ・約2300名が負傷 これらの人数は増える見通し |
・約4500戸の住宅と、170戸の公的建築物が倒壊。 ・電気、水道、ガス、道路についての被害の正確な情報はない。 |
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AFP レポート 99/01/26 | ||
・少なくとも492人が人が死亡、1000人以上が負傷。 | ||
BBC NEWS 99/1/27 | ||
・公的発表では死者は約750人、負傷者は1000人を越えるもよう。 | ・アメリカの専門家によると建物の半分が全壊、もしくは多大な被害を受けたとのこと。 | ・アメリカや日本の地震に関する専門家チームが生存者救出の救援にコロンビア入りする予定 |
関連リンク情報
[関連レポート・記事]
国連人道問題調整事務所レポート No.6 99/02/05
・学校や病院などもまた非常に多大な被害を受けており、Armeniaではおよそ35%の学校が損壊し、いくつかの病院も全半壊した
[地図情報]
[ERI緊急援助関連情報]
南米コロンビア大地震緊急支援のお願い-南米コロンビア緊急救援委員会
1月25日にコロンビアで大型地震が発生し、死者2,000人に達しようとしています。皆様方の積極的な支援のご協力をお願いします。
ところで、パプアニューギニア津波災害・中米ホンジュラス北部ハリケーンへの支援を行っている最中に、またもや大型の災害が発生しました。過去、緊急救援NGO実行委員会として、13回の海外救援の経験から、このように3つの重なる大型災害に備えて、NGO災害救援基金 設立を呼びかけます。
[NGO災害救援基金とは]
今回のように、重複して災害が発生した時には、現実の問題としてどちらか片方の支援が不充分になる。従ってこのような場合には、緊急救援事項委員会の責任において、柔軟に送金できる「救援金」が必要です。本来ならば常設の災害救援委員会があり、そこに基金などの形でプールされるべき資金ですが、緊急の場合ですので「南米コロンビア緊急救援委員会」の名で、呼びかけることをご了承ください。
振込先 郵便振替 : 00970-7-39728
加入者名 : 阪神大震災地元NGO救援連絡会議
*通信欄に「南米コロンビア支援」か、「NGO災害救援金」のどちらかを明記してください。
連絡先 : 被災地NGO恊働センター(鈴木・細川)
TEL:078-685-0068
FAX:078-685-0071
OCHA(国連人道問題調整事務所)
災害支援金受付:OCHA account No.CO_590.160.1, at UBS AG, P.O. Box 2770, CH-1211 Geneva 2, with reference: OCHA-Colombia-Earthquake
最新の各国、各機関による支援状況
(国連人道問題調整事務所レポートより)
AFP レポート 99/01/26
日本国から、警察庁 消防庁のメンバーを中心に、35名が救援活動に派遣される予定
日本赤十字が義援金を受付
(赤十字国際ニュース)