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イラン・イスラム共和国 : 洪水 : 1999/07 国別防災情報

発生期間 1999/07
国名及び地域名 イラン・イスラム共和国
災害名 洪水
概要 7月25日、イラン北部のMayandaran州のSari市、Behshahr市、Neka市、他42の村で豪雨により、洪水が発生した。37名が死亡し、17名が行方不明、250名が負傷、4,010戸の家屋が破壊された。雨は7月26日に止んだ。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
イラン洪水に関するOCHAレポート 1999/07/29
34名が死亡、17名が行方不明である。 1000ヘクタールの森林と、3600ヘクタールの米やタバコ、ヒマワリ、綿が深刻な被害を受けた。
合計で30の学校、政府庁舎、モスクが破壊され、セメント工場も被害を受けた。
57の橋が破壊された。
AFPニュース 1999/07/29
死者の総数は37名になり、いまだ14名が行方不明である。 洪水によって4千以上の家屋や店が50~100%の被害にあい、4500ヘクタール以上の森林や農地がが深厚な被害を受けた。
400kmに渡る道路、30kmの線路が被害を受けた。
イラン洪水に関するOCHAレポート 1999/07/27
Tehran-Gorgan鉄道はNekaとSariの間で切断された。Gorgan-Sariの主要道路や数々の地方道路が通行不可能となっている。農作物への被害はかなりであり、数千ヘクタールの田んぼが泥に埋まった。Nekaでは水や電力、電話、ガスがカットされている。

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

レリーフ・ウェブ

国連人道問題調整事務所(OCHA)レポート No.2 1999/07/29
イラン政府は災害の被災者を援助するための自発的な国際援助を受け取ることを発表した。

AFPニュース 1999/07/29
救助隊は、100人以上の負傷者を出した月曜日の洪水によって行方不明になった人々を助けるために、時間との戦っている。

国連人道問題調整事務所(OCHA)レポート No.1 1999/07/27
今回の洪水はイランでは今世紀最悪のものであり、実際の被害は相当であると考えられている。

AFPニュース 1999/07/27
イラン政府は、20人が行方不明になり、死者数は27名に達したと木曜日遅くに発表した。

[ERI緊急援助関連情報]

国連人道問題調整事務所(OCHA)レポート No.1 1999/07/27
救援活動は州の災害対策機関の調整によって始められた。イラン赤十字は被災者に対して、テントや毛布、食物を配給した。