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インド : 洪水 : 1999/9/21 国別防災情報

発生期間 1999/9/21
国名及び地域名 インド
災害名 洪水
概要 7月末の雨期の始まり以来、インド南部では約2400万人の人々が洪水の深刻な被害を受けている。500万人以上の人々が西ベンガルの15地区を飲み込むという前例のない洪水の危険にさらされていると報告されている。9月最終週にはWest Bengal州、Bihar州、Madhya Pradesh州は豪雨に見舞われ、多くの地区で洪水が発生している。
被害概要
人的被害 物的被害 その他被害
国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/10/14
Uttar Pradesh州
12,850人以上の村人が洪水によって孤立状態になった。被災人口は1000万人であり、約50万人が避難した。
Bihar州
洪水によって、居住地や耕作地の殆どが水浸しになり、229名が亡くなった。また、26地区において、1200万人が被災している。
デリー
デリー南西部の11の村で190~240万USDに相当する財産や作物が洪水によって、破壊された。

関連リンク情報

[関連レポート・記事]

レリーフウェブ 

国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/10/14
IFRCとインド赤十字の合同使節団は、州政府と協力して洪水状況を査定している。赤十字の地方支部によって行われた最初の査定によると、特にBihar州、Madhya Pradesh州、 West Bengal州において、毛布や台所用品、防水シート、食物や衣類が不足しているとのことである。

[ERI緊急援助関連情報]

国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/10/14
西ベンガル州では95万7千人の人々に避難所を与えるために、約5千の救援キャンプが開かれた。救援物資を供給し、救助活動を行うために、軍が被災地に召集されている。IFRCによると、これらの救助救援活動に5千のボートが利用されているとのことである。インド政府は国際援助は求めていない。