台湾 : 地震 : 1999/10
GLIDE: EQ-1999-000405-TAN
発生期間 | 1999/10 |
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国名及び地域名 | 台湾 |
災害名 | 地震 |
概要 | 10月22日金曜日、現地時間午前10時19分(02:19GMT)、台湾南部でマグニチュード6.4の強い地震が発生。震源は嘉義市の北2.5㎞。約200人が負傷し、病院へ運ばれた模様。死亡者の報告はまだ確認されていない。15の建物が倒壊し、火災も発生している。約80回の余震が続いているが、体感出来る余震は少ししかない。(マグニチュード5.1~6を含む) |
被害概要 | ||
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人的被害 | 物的被害 | その他被害 |
AFPニュース 1999/10/23 | ||
経済新聞によると、嘉義市の産業地区の被害は78万USDと見積もられるとのことである。 救助センターは15の建物が崩壊、あるいは被害を受けたと述べているが、チャイナタイムズは7棟以上のマンションが崩壊し、49の家屋が深刻な被害を受けたと報道している。 |
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国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/10/22 | ||
嘉義市近郊で323人の人々が負傷し、入院した。今のところ死者の報告はされていない。 | 火災が発生しており、数万世帯で電力がカットされている。また、約15の建物が倒壊するか、深刻な被害を受けている。 |
関連リンク情報
[関連レポート・記事]
AFPニュース 1999/12/07
12月7日にマグニチュード5.0を含む2つの地震が台湾で発生したが、今現在負傷者は報告されていない。
AFPニュース 1999/11/17
マグニチュード5.2の強い地震が水曜日に台湾中部を襲ったが、負傷者や被害は報告されていない。
AFPニュース 1999/11/15
月曜日に2つの大きな地震が台湾を襲い、住民は先週のトルコのように再び巨大な地震に襲われるのではないかと怯えている。
AFPニュース 1999/11/02
台湾は再び強大な地震が発生し、怯えた住民たちはこの7週間で3度目となる避難を木曜日に始めた。
AFPニュース 1999/10/23
嘉義市では、数百人の人々が野球場にテント村を建て、さらなる地震に怯えて、地域のお祭りにもヘルメットをかぶって行っている。嘉義市では計4万人がキャンプで夜を過ごしているとのことである。
AFPニュース 1999/10/22
台湾北部で金曜日に強力な地震が発生。嘉義市では建物への被害もあり、火災も発生したり、電話線がカットされたりした。
国連人道問題調整事務所レポート No.1 1999/10/22
消防局は救助指令部を立ち上げ、一方嘉義市は災害対策本部を設立した。
読売新聞 1999/10/22 09:51GMT
台湾南部を中心に22日10時19分(日本時間同11時19分)ごろ、マグニチュード(M)6.4の地震が発生。嘉義市と南投県名間地区で震度6、阿里山で震度5、台南市などで震度4を記録するなど広い範囲で大きな揺れを感じた。台北市でも震度2だった。中央気象台では9月21日の大地震の余震ではなく、別の地震だとしている。
台湾の中央通信によると、この後の同10時27分にはM5.1、10時43分にはM4.9、11時10分にはM6の余震があった。この地震のため、嘉義にある変電所が故障し、嘉義や雲林などの約9万戸が停電している。また、嘉義県にある中正大学の化学実験室で火災が発生。嘉義県の民雄農工業専門学校で教室が倒壊し、3人が負傷した。
朝日新聞 1999/10/22
嘉義市、南投県で震度6。台北市が2。
台湾のラジオ局によると、死者は4人、負傷者は100人を超した。嘉義市内の病院には、けが人100人以上が搬送された。学校が倒壊して子ども3人が負傷、病院でも患者1人がけがをするなど負傷者は100人以上という情報がある。地震で停電となり、詳しい状況は不明。各地で民家が倒壊、銀行ビルも傾き、ガス漏れ事故、工場や中正大学の実験室などで火事が発生している。
ABCニュース 1999/10/22
マグニチュード6.4の強い地震が台湾南部で発生。少なくとも38人が負傷し、十数戸の家屋が倒壊、火災も発生した。震源は台北市の南180㎞に位置する嘉義市の北約2.5㎞。
BBCニュース 1999/10/22 06:34 GMT
強い地震が台湾南部を襲い、少なくとも38人が負傷、十数戸の家屋が倒壊した。地震の規模はマグニチュード6.4で死亡者の速報は出ていない。
CNNニュース 1999/10/22 08:32 GMT
現地時間10月22日午前10:19(GMT02:19)、台湾南部でマグニチュード6.4の強い地震が発生。震源は嘉義市の北約2.5㎞。約200人が負傷し病院へ運ばれた模様。死亡者はまだ確認されていない。