インド : 嵐 : 2005/09/20
GLIDE: ST-2005-000162-IND
発生期間 | 2005/09/20 |
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国名及び地域名 | インド |
災害名 | 嵐 |
概要 | 2005年9月20日、激しい嵐がインド東部の沿岸地域を襲い、少なくとも34人が死亡、5万人以上が避難している。 |
被害概要 | ||
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人的被害 | 物的被害 | その他被害 |
関連リンク情報
[関連レポート・記事]
ロイター通信 2005/09/23
インドで発生した嵐による大規模な洪水で、屋根の上に取り残されている人々に対し、ヘリコプターやボートを使って食糧や水、薬品の配布が行われている。
南沿岸部のアンドラ・プラデシュ州の多くの地域は、インド東部海岸を通過したベンガル湾の強い嵐により、今も冠水しており、マラリアや下痢などの増加が危惧されている。
国連人道問題調整事務所レポート No. 1 2005/09/21
2つの大きな低気圧により、先週末からインドとバングラデシュのベンガル湾沿岸部が豪雨に見舞われた。報告によると、インド南部で少なくとも33人が死亡、バングラデシュでは16人の漁師の生存が絶望視されている。インドのオリッサ州の気象局は、48時間の間に、より強い雨が降ると予報している。
ロイター通信 2005/09/22
インドの南部沿岸の嵐で行方不明とされていた約400人が、屋根やトラック、バスなどに避難して生存していることがわかったと当局が伝えた。
しかし、依然行方不明者が多くおり、同じく月曜日にベンガル湾が嵐に見舞われた隣国バングラデシュの生存者も、海面に浮かぶ死体を目撃したと話している。
ロイター通信 2005/09/21
インド南部で水曜日、ベンガル湾の強い嵐で50人が死亡し、少なくとも1,000人が行方不明になっているほか、数百人の漁師が消息不明になっていると当局が伝えた。
インド当局は、今週の豪雨により、アンドラ・プラデシュ州沿岸部で洪水が発生して10万人が家を失い、強い風により数千本の樹木や電柱が根こそぎになったと述べている。
BBC ニュース 2005/09/20
インド東部のオリッサ州では、低地に住む11,000人が避難している。
州の出納長マンモハン・サマル氏は、25,000ヘクタール以上の米が嵐によって全滅したと、BBCに述べた。
ロイター通信 2005/09/20
インド南部は激しい嵐に見舞われ、少なくとも34人が死亡、50,000人以上が家を失ったと、火曜日に当局が伝えた。
強風や、夜通し続いた豪雨により、数百本の木や電柱が根こそぎになり、アンドラ・プラデシュ州沿岸部では、洪水が発生している。
犠牲者の多くは、感電もしくは倒壊家屋の下敷きになって死亡したと当局は述べている。