フィリピン : 地すべり : 2006/02/17
GLIDE: MS-2006-000026-PHL
発生期間 | 2006/02/17 |
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国名及び地域名 | フィリピン |
災害名 | 地すべり |
概要 | 大雨によりフィリピン南東部の南レイテ州の村全体が地すべりに巻き込まれ、報道によると200人以上が死亡、1500人あまりが行方不明になっている。 |
被害概要 | ||
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人的被害 | 物的被害 | その他被害 |
国家災害調整協議会レポート(2006年2月28日午後5時現在) | ||
死者:139人 負傷者:30人 行方不明者:980人 (児童248人) 避難者:3,264人 被災者:18,862人 |
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国家災害調整協議会レポート(2006年2月27日午後12時現在) | ||
死者:141人 負傷者:30人 行方不明者:980人 (児童248人) 避難者:3,264人 被災者:18,862人 |
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国家災害調整協議会レポート(2006年2月26日午後12時現在) | ||
死者:131人 (11人分の遺体の一部分を含む) 負傷者:25人 行方不明者:980人 (児童248人) 避難者:3,264人 被災者:18,862人 |
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国家災害調整協議会レポート(2006年2月24日午後12時現在) | ||
死者:120人 (完全な遺体) 11人(遺体の一部分) 負傷者:22人 行方不明者:980人 (児童248人) 避難者:2,981人 被災者:18,235人 |
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国家災害調整協議会レポート(2006年2月22日午後12時現在) | ||
死者:107人 負傷者:19人 行方不明者:980人 (児童248人) 避難者:1,645人 被災者:2,036人 |
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国家災害調整協議会レポート(2006年2月21日午前8時現在) | ||
死者:84人 負傷者:19人 行方不明者:982人 (児童246人) 避難者:1,645人 |
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国家災害調整協議会レポート | ||
死者:81人 負傷者:19人 行方不明者:996人 |
全壊家屋:281棟(ギンサウゴン・バンガライ) | |
国家災害調整協議会レポート(2006年2月20日午前8時現在) | ||
死者:72人 負傷者:19人 行方不明者:1,350人(児童246人を含む) 被災者:10,342人 |
全壊家屋:281棟(ギンサウゴン・バンガライ) | |
国家災害調整協議会レポート(2006年2月18日午後6時現在) | ||
死者:56人 負傷者:20人 行方不明者:1,371人(児童246人) 避難者:1,448人 |
関連リンク情報
[関連レポート・記事]
国連人道問題調整事務所レポート No. 9 2006/02/27
2月27日に、南レイテ州知事は、マグバガカイの土地7ヘクタールを、ギンサウゴン村住民の暫定移住センター建設地と定めたと発表した。米国政府が資金を提供し、建設は地元の業者が行う。30日から45日以内の入居開始が望まれる。
国連人道問題調整事務所レポート No. 8 2006/02/24
捜索・救助活動が正式に打ち切られたことを受け、焦点は被災者への中・長期的支援に移っている。
国連人道問題調整事務所レポート No. 7 2006/02/26
輸送されている救援物資は、8ヶ所の避難所に非難している人々に対し十分な量である。フィリピン政府は、進行中のニーズ評価に対し、総合的に取り組むと強調している。
国連人道問題調整事務所レポート No.6 2006/02/22
市民防衛局は、この地すべりによるインフラに対する損失額を約9千2百20万ペソ、農業に対する損失を約2千2百60万ペソと推測している。
国連人道問題調整事務所レポート No. 5 2006/02/21
6箇所の避難所が設けられ、ギンサウゴンと、地すべりにより部分的に被害を受けた隣接する2つの村の住民などおよそ2,100人の人々が避難している。他の避難所が収容人数超過の恐れがあるため、少なくともあと1箇所の避難所が設けられることになっている。
ロイター通信 2006/02/20
村が地すべりに飲まれてから3日後に生存者50人を救助という奇跡的な救出報告に反し、レスキュー隊は月曜日に、土砂に埋まった学校から5人の遺体を発見した。
国連人道問題調整事務所レポート No. 4 2006/02/20
政府は、多くの人が残されていると見られる地元の学校と住民センターを中心に救助活動を進めていると強調している。国家災害調整協議会は、現在、国内外の機関から1,013人の人員が投入されており、捜索・救助活動を進めていると報告している。加えて、117人が緊急救援ならびに医療支援にあたっている。
国連人道問題調整事務所レポート No. 3 2006/02/18
ギンサウゴン付近では、ヘリコプターの吹きおろしにより地滑りが発生する危険があるとして「非飛行区域」が定められている。これにより、現地へのアクセスがより難しくなっている。地すべりによって主な河川の支流がせき止められており、付近で洪水が発生する恐れがある。現地の天候は曇りで、本日降雨は報告されていないが、以前の天気予報とは逆に今後雨が予想されている。
国連人道問題調整事務所レポート No. 2 2006/02/18
ギンサウゴン村で地元の学校の生徒と教員250人を含む1,500人が土砂に埋まったと見られる。現在のところ、80人が救出され、3つの避難所に避難している。生存者のうち41人はけがをしており、地元の病院で手当てを受けている。身元不明の19名の遺体が収容されている。
国連人道問題調整事務所レポート No. 1 2006/02/17
フィリピン中央部南部レイテ地域では2週間に及ぶ持続的な雨が地すべりをもたらした。地すべりはSt. Bernard町に近い人口1400人のGuinsaugon村を襲った。フィリピン防災局によると、2000人ほどの人が地すべりで生き埋めになり、小学校の児童250人が含まれているとのことである。
BBC News 2006/02/18
豪雨により土砂がフィリピンのGuinsaugon村を襲った。救援にあたっている関係者は、1,800人あまりが亡くなっている恐れがあるとしている。2月17日金曜日に土砂から助け出された人は数十人にとどまっている。
CNN 2006/02/17
「地域にある300棟あまりの家屋のうち、3棟のみが埋まらずに残っている」
35人の生徒がいる小学校も同じく土砂に飲まれている。
BBC ニュース 2006/02/17
大雨により発生した大規模な地すべりで、フィリピン中部に位置する村全体が巻き込まれた。
現在のところ16人の死亡が確認されているが、赤十字当局は、推定で200人が死亡、1500人が行方不明になっていると伝えている。
ロイター通信 2006/02/17
フィリピン中部で、大雨により地すべりが発生し、家々や全校児童のいる小学校を飲み込んだと、当局や目撃者が伝えた。
[地図情報]
ロイター通信 2006/02/18
レイテ島ギンサウゴン村のSRTMによる高さデータと災害地点。
[ERI緊急援助関連情報]
国際赤十字・赤新月社連盟
国際赤十字・赤新月社連盟はフィリピン中部の南部レイテ地域で発生した地すべりに対応して、緊急救援活動を支持するために、200万スイスフラン(128万/152万ドルUSD)を準備するよう呼びかけている。
[協力者からの情報]
国家災害調整協議会レポート(2006年2月28日午後5時現在)
南レイテ州セントバーナードのギンサウゴンで発生した地滑りについての最新情報
国家災害調整協議会レポート(2006年2月27日午後12時現在)
南レイテ州セントバーナードのギンサウゴンで発生した地滑りについての最新情報
国家災害調整協議会レポート(2006年2月26日午後12時現在)
救援・復旧・復興活動の開始に伴い、捜索・救助活動は2月24日24時に打ち切られた。
国家災害調整協議会レポート(2006年2月24日午後12時現在)
南レイテ州セントバーナードのギンサウゴンで発生した地滑りについての最新情報
国家災害調整協議会レポート(2006年2月22日午後12時現在)
フィリピン軍、国内外からの政府救援機関および非政府組織の協力を受け、引き続き捜索、救助、遺体回収、救援、復旧活動が行われている。
国家災害調整協議会レポート(2006年2月21日午前8時現在)
フィリピン政府には、合計3706万8千ペソの海外支援が寄せられており、また、救援物資、医薬品および医療品、人員動員などにより15万4,850米ドルに当たる支援を受けている。
国家災害調整協議会レポート
フィリピン政府は、ギンサウゴンで発生した地滑りの被災者に対し、4495万650フィリピンペソ(国外から3706万8千ペソ、国内から788万2650ペソ)にあたる経済支援、救援物資、医薬品および医療品、人員などの寄付を受け取った。
国家災害調整協議会レポート(2006年2月20日午前8時現在)
セント・バーナードの16バランガイの合わせて3,268世帯、10,342人が被災している。
国家災害調整協議会レポート(2006年2月18日午後6時現在)
地すべりに巻き込まれたのは1,432人と報告されている。50人が死亡(うち35人が身元確認)、20名が負傷、953名がの行方不明、生存者は409名。
国家災害調整協議会レポート(2006年2月17日午後6時現在)
3つの村落が被害を受けているが、Guin saungonが最も甚大な被害となっている。先週から1週間降り続けた雨が地すべりの直接の原因である。レイテ南部では通常の4倍の降雨があった。被災エリアは断層に沿っているが、マグニチュード2.6の地震は地すべりの後に起こっており、地すべりの原因ではない。
[画像データ]
フィリピン国家災害調整協議会
南レイテ州ギンサウゴンでの地すべり
ロイター通信 2006/02/19
PHOTOS: フィリピン地すべりの生存者
ロイター通信 2006/02/18
フィリピン中央部で発生した地滑りに対して、生存者を探す救助隊。