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メンバー国防災情報
イラン・イスラム共和国
国の概要
災害の傾向
イランでは地震、洪水、暴風、地滑り、干ばつによる被害を受けやすい。
過去の主な災害
2003年 バム地震
2003年12月26日に発生したマグニチュード6.3-6.6の地震によりバム市のほぼ全域及び近隣の村々は壊滅的な被害を受けた。この地震により2万6千人以上が死亡した。
1999年 干ばつ
1999年に発生した深刻な干ばつにより、小麦の収穫量は3百万トンもしくは前年比の25%減少した。この干ばつによりおよそ3千7百万人が被害を受けた。
1990年 地震
1990年6月21日、イラン北部のルードバール及びマンジールの間にあるギラン州でマグニチュード7.4の地震が発生した。これにより推定4万人が死亡し、71万人が被災した。
防災組織
クリックで拡大表示 国家防災機関(NDMO)は2008年に設立された。
防災最高議会は首相を議長とし、関連省庁の大臣、テヘラン市長、軍司令官、イスラーム諮問議会(イラン議会)の副議長のうちの1名、司法第一副長官、イラン国営放送局の管理・計画機関の長、イラン赤新月社の長、エマーム・ホメイニー救援委員会の管理者、国家気象機関の長、イスラム革命住宅基金の長及び国家防災機関(NDMO)の長がメンバーとなっている。
NDMOは内務省の管轄であり、議長は内務副大臣が務める。
防災計画
「統合国家防災計画(要旨)」(2002年)は本計画の目的、構成及び災害フェーズについて示したものであり、国家・地域・地方の主要開発プロジェクトのための安全チェックリストを提供するものである。