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モンゴルモンゴル

国の概要

モンゴルの地図 名:モンゴル国(Mongolia)
モンゴルはアジアの中央部に位置し、北はロシア、南は中国と国境を接している。 モンゴルは内陸国であり、国土面積は1,564.1 km²である。 平均標高は1,580 mで、最高地点は西部に位置する海抜4,374 mのフイテン山であり、最低地点は東部に位置する海抜532 mのホフ・ヌール低地である。
モンゴルは大陸性気候であり、長く寒い冬と短く穏やかな夏が特徴で、四季がある。
モンゴルの首都はウランバートル。モンゴルの推定人口は3,634,388人(2026年4月12日現在、モンゴル国家統計局)。モンゴルは、世界で最も平均人口密度が低い国である。モンゴルの民族構成は、ハルハ族が約83.8%、カザフ族が3.8%、ドゥルブド族が2.6%、バヤド族が2%、ブリヤート族が1.4%、ザフチン族が1.2%、ダリガンガ族が1.1%、ウリアンハイ族が0.8%となっている。

災害の傾向

地球規模の気候変動や生態系のバランス崩壊、都市化の影響により、モンゴルを含む世界各地で、近年、災害の発生頻度とその被害規模が増大している。 モンゴルでは人間活動に起因する事故の方が頻度は高いものの、最も甚大な被害をもたらしているのは自然災害である。主な例としては、ゾド(Dzud、雪害)、洪水、強風や暴風雨、干ばつ、そして森林や草原の火災が挙げられる。

過去の主な災害

森林草原火災(2012)

2012年、モンゴル国内103か所で合計229件の森林・草原火災が発生しました。この火災により、8人が負傷し、4人が死亡した。また、3,000頭以上の家畜が死亡し、55棟の家屋が倒壊し、多くの人々が家を失った。

ゾド(Dzud, 2016)

2016年、モンゴルの多くの地方でゾド(White dzud)災害が発生した。気温が急降下し、最低気温がマイナス40度からマイナス50度に達し、大雪が降った。この災害により、100万頭以上の家畜が死亡し、約8,000世帯が深刻な影響を受けた。

鉄砲水(2021)

2021年6月28日から7月29日にかけて、長引く大雨により、モンゴル各地で鉄砲水が発生した。降雨量は全国平均で46~60mmであった。7つの州で1,549世帯が鉄砲水と大雨のために大きな損失を被った。

防災体制

法制度

2003年、モンゴル議会は「災害対策法」を可決し、災害対策に関する事項および役割を、国家機関、地方自治体、NGO、民間部門、および個人に委ねた。法的環境の再構築という観点から、「災害対策法」は、世界的な持続可能な開発と災害リスク軽減(DRR)の確保を目的とした国際的な政策に沿って改正され、2017年2月に議会で承認された。

防災組織

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防災法によると、国家非常事態庁(National Emergency Management Agency, NEMA)は国の防災政策の実施と法律の施行、および全国的な活動の専門的な組織化に責任を負っている。したがって、モンゴルの災害管理はNEMAが主導している。
災害対応中、NEMAは、非政府組織、政府組織、民間セクター、地域団体、国際機関など、災害対応に関わるさまざまな関係者の活動を調整する責任を負っている。

防災計画

防災に関する法的枠組みの中で、モンゴル政府は以下の政策文書を策定ししている。「モンゴルにおける持続可能な開発のためのビジョン-2030」、「災害リスク軽減のための国家政策とプログラム」(2011)、「コミュニティ参加型災害リスク軽減の国家プログラム」(2015)、「モンゴルにおける災害リスク軽減のための仙台枠組み実施のための中期戦略」(2017)である。

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