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アルメニアアルメニア

国の概要

アルメニアの地図 国名:アルメニア共和国(Republic of Armenia)
黒海とカスピ海との間に位置する国で、西にトルコ・北にグルジア・東にアゼルバイジャン・南にイランと国境を接している。1991年12月にソビエト連邦の解体により独立した。国土は2万9,800平方キロメートル。国土のほとんどが山脈と高原で、夏に暑く、冬は寒い。
首都はエレバン。人口3万人のうち98.1%をアルメニア系が占め、ロシア系、ヤズィディ系、クルド系、アッシリア系、ギリシャ系、ウクライナ系、ユダヤ系、その他が1.9%である。

災害の傾向

アルメニアは世界で最も災害の多い国の一つであるが(海難災害を除く)、アルメニアでは地震災害が最も人命と財産に大きな被害を与えている。様々な種類の災害の中で、アルメニア領土の主な災害は地震であり、その割合は94%、その他の災害はわずか6%である。

過去の主な災害

1988年12月 スピタク地震

1988年12月、スピタクにて起こったマグニチュード6.9の地震により、25,000人の死者を出したほか、50万人が家屋を失った。

防災体制

法制度

防災分野に関連する下記の基本法が制定されている。
1. 緊急時における住民保護に関する法律、2. 地震防災に関する法律、3. 消防に関する法律、4. 平和目的の原子力の安全利用に関する法律、5. 環境教育及び国民の環境意識に関する法律、6. タスクフォース及び救助者の地位に関する法律、7. 環境立法の長

防災組織

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防災担当機関は非常事態省 (Ministry of Emergency Situations (MES-Armenia))。
地震防災システムは左図のとおり。RSSP (Regional Survey for Seismic Protection)により、さまざまな防災対策が取られている。

防災計画

1999年に「アルメニアの領域における地震リスク軽減に関する国家的複合プログラム」が策定された。

アジア防災センター協力機関

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